二流体ノズルに関して

2流体ノズル

田中機販で採用しています2流体ノズルは、液体と気体(主に圧縮空気)という二種類の流体を同時に供給し、その衝突エネルギーおよび剪断力を利用して液体を微粒化(アトマイズ)する噴霧装置である。一般的な単流体ノズルが液圧のみを利用して液体を噴霧するのに対し、2流体ノズルは気液の相互作用によって微細な粒径を安定的に生成できる点に本質的な特徴があります。

2流体ノズルの噴霧イメージ

 

採用しているノズルでは、液体流路と気体流路が独立して設計され、ノズル内部または吐出口近傍にて両流体が合流・衝突する構造を採用しています。この際、気体の高速流による強い剪断力と乱流エネルギーによって液体が微細に分裂し、均一性の高い霧化状態が得られるんです。

この方式は、低粘度液から高粘度液、さらには微量の固形分を含む液体に至るまで、幅広い物性の流体に適用可能であり、詰まりにくさと噴霧安定性を両立を可能にしています。また、液量とエア量を個別に制御できるため、粒径分布、噴霧角、噴霧量の調整自由度が高く、工程条件に応じた最適化も難しくありません。

2流体ノズルは、食品分野における調味スプレー、医療・衛生用途の薬液噴霧、半導体・電子部品製造における精密コーティング、金型離型剤塗布、化学工業における造粒・反応促進工程、農業・畜産分野の散布装置や塗装分野など、極めて多岐にわたる産業用途で導入されています。

さらに、標準品に加え使用条件(液体粘度、比重、供給圧、噴霧粒径、耐薬品性、設置スペース等)に応じたカスタム設計にも対応しており、単なる汎用ノズルに留まらない「工程最適化のための噴霧システム」として運用可能な点も本、2流体ノズルの技術的優位性を確立しています。

少し長くなりましたが、面白い製品ですので、半導体分野以外にも活躍の場が広がっています。
興味のある方は田中までお気軽にお問い合わせください。

 

PAGE TOP