重厚感を持ちながら温かみもあり、
多くの外壁に使われている大谷石の修景です。(防水性能を付与)
こちらは大谷石の外壁です。長年の経年劣化により、黒カビ・苔等が多く発生し、石材全体の劣化も確認できました。今回の手順としましては、まず全体に洗いをかけて汚れを除去し、MCタイト、仕上げに浸透性の無機の防水剤(MCファイン)を浸み込ませます。コンクリート等にも浸み込ませて黒カビ・苔・防汚対策に有効です。塗り物ではないので見た目の素地がそのまま雰囲気を変えません。それなのに綺麗に水を弾き綺麗が続きます。
MCタイト・MCファイン施工後
現在の様子を見ていただくとその違いは歴然です、1年後のレポートもお楽しみにしてください。
大谷石とはなんぞやというお話もいただきますので、詳しくはぜひ、「大谷石」の産地、宇都宮市大谷地域。約1500万年前に起こった海底火山の噴火が、石の文化の源となる膨大な凝灰岩の地層を産み出した。〜ではじまる宇都宮市が運営しているHPをご参照ください。とても見応えがあって面白いですし、日本の石材文化の深堀にも最適です。
その他の石材での事例として施設入り口の擁壁に採用いただいた例もございます。
大谷石の防水・遮水、と施工前後の試験サンプルも配布しておりますので、こちらからお問い合わせください。