宇都宮の大谷石を補修

田中機販では、これまで多くの大谷石の補修、修繕を行ってきました。2025年度は施工エリアを大拡大しておりまして、
大谷石の産地である宇都宮エリア(宇都宮市内)もご協力いただける会社さんができまして、作業可能範囲になりました。
大谷石のおひざ元で長年風雪にさらされた石材を美しく蘇らせることや、いいエイジング状態のまま、それ以上劣化しないように防ぐことも可能になっています。これは多くの実績があってのことです。

例えばの例ですが、大谷石の経年変化で黒カビが多く出てきます。下記のようなイメージです。

大谷石の壁の事例です。経年変化により黒ずみ汚れが目立っています。

こういった大谷石の壁を修理したいというご要望が多くきておりまして、田中機販では、まずは試験施行を行い仕上がりをお施主様とご相談します。試験施行の様子はこのようなイメージです。

洗いをかけて、大谷石の地肌を確認後に大谷石の表情を生かしながら補修しています。グレーの箇所が補修試験箇所です。

天然石はその表情を活かす修繕が必要です。田中は、素材についての理解をした上で修繕に当たっています。
石のイメージはもういらないから、「大谷石の上からセメントやモルタルで塗ってくれ」というご要望はお断りする場合もあります。
下記はいわゆる天然石の大谷石の表情を無視して、「塗ったくった」イメージです。

こういった石材の良さを損なう補修はあまり推奨しておりません。


大谷石は宇都宮が産地であり、石材業は誇らしい郷土の産業です。
田中機販では、そんな天然石が持つ意匠(デザイン)を生かした修繕・補修を行います。
宇都宮市内で大谷石を用いた壁や擁壁等でお困りの方は一度お気軽にご相談ください。

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