公衆トイレの臭いに効果あり！　臭気対策にもMCファイン

数多くありますコンクリート、モルタル床のトイレの中でも、特に男性トイレで問題になっているのが、
臭い発生の問題ではないでしょうか？　匂いの発生原因は日々積もる汚れや、つまりなどの多くの原因があり問題になっています。
清掃頻度なども関係してきますが。この問題多くの関係者には気になる所かと考えます。（使われる人の問題でもあるのですが）

本来、コンクリートの経年劣化を抑えるMCタイト、MCファインですが、
土間コンクリートのひび割れ対策にも重宝されてきた経緯がございます。

「臭い」と、タイト、ファインになんの関係があるのかと申しますと。

土間コンクリートのひび割れ

こちらはイメージです。

土間コンクリートのひび割れの原因は様々ありますが、
これがトイレで起こってしまうと、ある意味悲劇です。

ヒビの中に、日々の用足しでどうしても滴ってしまう「液体」、
いわゆる「尿」が浸透してしまい、そこに雑菌が発生し臭いの根源を作ってしまうのです。
もちろん水拭きなど清掃はしっかり行っているかと思いますが、それでも利用頻度の高いトイレなどでは
清掃が追いつかず日増しに匂いが増していき、強烈なアンモニア臭を放ってしまうこともあります。
こういった匂いは消臭剤でだけではどうにもなりません。

田中機販からの材料ご提案

そこでご提案しておりますのは、
コンクリート改質でお馴染みのMCタイト、MCファインです。
今回はMCファインで施工した現場について工程などをお知らせいたします。
MCファインの一斗缶 MCファイン一斗缶の姿です

臭い問題の根本的な対策工程！

こちら某公衆トイレの実際の現場です。正直いってアンモニア臭は強いトイレと言えます。

それでは臭い対策工程をお知らせいたします。
①まずは清掃として、エタノールで床をこすり洗いでしっかり汚れを分解、洗浄し落としていきます。（屈んで人力で行います）
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②乾燥（乾燥は送風機を用います）
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③乾燥後にMCファインカラー専用のプライマーを塗ります（専用プライマーを使うと仕上がりが全然違います）
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④プライマー乾燥
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⑤MCファインカラーを床に施工します。ハケとローラーを使い塗り残しが出ないように丹念に！
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⑥カラーの乾燥（この辺りで小休憩、水分補給と塩分補給を欠かしません）
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⑦MCファインクリアーをカラーの上に塗っていきます。（クリアーを施すことで見た目の良さとファインの保護になり長期間の運用を可能に！）
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⑧まだ終わりません、クリアー乾燥後に拭き上げを行い表面を整えクリアー層が形成されていることを確認していきます。
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⑨完全乾燥を確認して終了となります。

完成

今回は壁と調和するカラーとして色調整を行いました。ひび割れにファインカラーが浸透しヒビを埋めることで浸透を抑制

といった具合で美しく甦った公衆トイレは溜まった臭いも解消され、
ハードな使用にも耐えうる美しいコンクリート床となりました。
実際の現場では夜中に使用をお止めしての作業となり、
使用する方に作業の半日だけは我慢いただくこととなりますが、
効果は抜群です。
できれば現地で臭いを確認してもらうために、
本当は、どこそこのトイレだよと言いたいのですが、
そこは控えております。臭いの少ない公衆トイレに出会ったら、
もしかするとそこはMCタイト、MCファインの施工現場かもしれません。